※当方は、ニルアレ・ハレアレ・アレマリを応援しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あの、正直、本当、言葉になりません……ライル……。
以下、Cパートの衝撃から思わず書き散らした捏造版。
感想は、ちょっと気分落ち着いてから改めて書こうと思います(凹)。
(※ライ→アニュ要素があるので、苦手な方はスルーしてください)
以下、Cパートの衝撃から思わず書き散らした捏造版。
感想は、ちょっと気分落ち着いてから改めて書こうと思います(凹)。
(※ライ→アニュ要素があるので、苦手な方はスルーしてください)
***
<捏造>
部屋に入った後も、男はただ黙して拳を握り締めていた。俯いている所為でその表情は見えない。その姿を、刹那は正面から見据えていた。これから彼に何をされようとも受け入れるつもりだった。殴られようとも、撃たれようとも。それだけのことを、自分はしたのだ。
――好きにして良い。
そう告げてから、もう数分ほど経ったろうか。やがて彼が、静かに口を開いた。
「刹那」
改めてその顔を注視した刹那が次に聞いたのは、意外な言葉だった。
「悪かった」
「――――」
僅かに目を瞠る刹那に、彼は少しだけ顔を上げ、自嘲の笑みを浮かべる。視線を合わせぬまま。
「お前の言う通りだったよ。俺にはアニューは撃てなかった。お前が撃ってくれてなかったら、俺は今頃死んでた――情けねえよなあ、全く。俺のほうがとんだガキだったぜ」
力のない笑み。
それは違う、と刹那は思った。彼には、彼女と戦えない理由があった。自分にはそれがなかっただけだ。彼女を撃てなかった彼を責めようなどとは思わない。マイスターとして不足があるとも思わない。
だがそれを、今自分が言ったとして、何の力があるのだろう。
彼が彼女を愛していたのは事実だ。
そして、自分が彼女の命を奪ったのも事実なのだ。
なあ、と彼がふいに言った。
「そのガキの、我儘をさ、後一回だけ聞いてくれねえか」
ゆらりと顔が持ち上がる。
目が合う。
青みがかった双眸は、憤りも悲しみもすべてを混ぜ合わせて、僅かな揺れを持ちながらこちらを射た。
「一発だけで良い。……お前を殴らせてくれ」
この感情に、どうしようもない想いに、ケリを付ける為に。
そして、ここで、戦いを続ける為に。
刹那はその視線を真っ直ぐに受け、無言のまま頷いた。……サンキュ。男は眉尻を下げて笑い、そしてその唇を引き結ぶと、拳を振り上げた。
</捏造>
-----
現実逃避の突発捏造、失礼しました(凹)。
一発ならまだ解ったんだ、感情移入もできたのです、でもあれは……ライル、やりすぎだ……。残り5話でトレミー内にこんな亀裂を入れて、ちゃんと物語が完結するのだろうか、何よりもそこが非常に不安になってきたのですが……。うああ……。
PR
最新記事
(03/22)
(03/14)
(02/21)
(01/31)
(01/24)